2014年05月14日

【素材】バイオプラで人形、3Dプリンターがつくる新用途 [2014/04/19]

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO69954580W4A410C1X93000/


 植物由来の原料で作るバイオプラスチックは、燃やしても大気中の正味の二酸化炭素(CO2)が増えない
カーボンニュートラル(炭素中立)な素材で、石油資源の節約にもつながる。
環境意識の高まりとともに、2000年代に入り徐々に普及してきたが、物性の低さや高い価格が壁となり、
社会に広く浸透するまでには至っていない。

■カートリッジにポリ乳酸を使用

 しかしここにきて素材の特性を生かし、改質技術を駆使することで、新しい用途が開き出した。
バイオプラスチックの代表格であるポリ乳酸を手がける帝人が狙うのは、成長が期待される3Dプリンター市場だ。

 国内最大級の家電量販店、ヨドバシカメラ・マルチメディアAkiba(東京・千代田)。
エスカレーターで2階に上がると目に飛び込んでくるのが、家庭用3Dプリンターの売り場だ。
1台十数万円するため、売れ行きは月間数台程度だが「趣味に使いたい」(同店)と考える人が着実に増えているという。

 実は、家庭用3Dプリンターのカートリッジにはポリ乳酸が使われている。
テープ状のポリ乳酸のロールを熱で溶かし、自動で動く細いノズルの先端から少しずつ出しながら、立体的な造形物を作っていく。
ポリ乳酸の融点は約170度。プラスチックの中でも比較的低い。
少ない熱で溶かせるため、家庭用の3Dプリンターに適しているのだ。

 融点の低さは、これまでポリ乳酸の短所の1つだった。
そこで帝人は特殊な技術を応用して融点を230度近くまで上げ、布地にしてアイロンがけしても焦げないポリ乳酸を開発してきた。
そうした努力を続ける一方で、融点の低さを逆手に取るしたたかなマーケティングも続けていた。

 新たな活路が開けたポリ乳酸だが、まだ難点がある。
加水分解性があるため、空気中の水分と反応して時間の経過とともにもろく壊れやすくなるのだ。
そこでカルボジイミド化合物という添加剤を加えると加水分解しにくくなる。
だが、この化合物が樹脂と反応する際に、目や呼吸器に刺激を与える有害なイソシアネートガスが発生する。
3Dプリンターで加熱すると、ガスが室内に拡散してしまう恐れがある。


写真:家庭用3Dプリンターはポリ乳酸で造形物を作る



関連スレ:
【話題/バイオ】新技術“食べられるバッテリー”開発--医療分野に限らず、多様な用途で役立つ可能性 [03/20]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1395312097/
【エネルギー】IHIが実用化を狙う「藻類ジェット燃料」 商業化への大きな期待と高いハードル [2014/04/09]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1397391314/


(続きます)
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2014年05月13日

【精密機器】ボンサイラボ、9万円で買える日本製3Dプリンタ「BONSAI Mini」を発売[14/04/08]

1:2014/04/08(火)12:30:29 ID:
一家に1台? 9万円で買える日本製3Dプリンタ「BONSAI Mini」登場

食べ物から臓器まで、なんでも作れちゃう夢のマシン「3Dプリンタ」が
一家に1台の時代に突入しそうです。

国産3Dプリンタを開発・販売するBONSAI LAB.が最新の小型3Dプリンタ
「BONSAI Mini」を一般向けに発売しました。本体の大きさは横・奥幅が
25センチ、高さ27.5センチ。重さは5キロほどで持ち運びも可能なサイズとなっています。

3Dプリンタといえば巨大な機械を思い浮かべてしまいがちですが、
この「BONSAI mini」はフィラメントと呼ばれる素材キットを本体後部に
セットしても奥行きは38センチほど。 これならキッチンにも置けそうです。

画像:「BONSAI mini」


↓全文を読む場合は以下をクリック↓
http://news.ameba.jp/20140408-107/

アメーバニュース ねとらぼ 2014年04月08日 09時00分
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【精密機器】食品の出力が可能な3Dプリンター「Foodni」−3Dスキャナーも内蔵

食品の出力が可能な3Dプリンター「Foodni」、3Dスキャナーも内蔵

3Dプリンターは数多くリリースされているが、本物の食品の出力が可能な3Dプリンター
「Foodni」が開発中だ。現在、クラウドファンディングサイトのKickstarterで支援を
募集している。小売価格は1300ドルとなる見込み。目標である10万ドルの調達に
成功した場合、2015年1月に発送となる予定だ。

3Dフードプリンターである「Foodni」には、付属の空のカプセルに自身で食材を詰めて
利用することができる。予め食品が充填されたカプセルを購入して利用、といった必要が
無い。本体前面に搭載のタッチスクリーンでオンライン上のレシピを選択すると、必要な
素材が提示されるため、カプセルに詰めてセットすると、プリントが開始される。

↓全文を読む場合は以下をクリック↓
http://make.thebridge.jp/2014/04/foodni

DMM 3Dプリント × THE BRIDGE Satoshi Nakano 2014.4.14
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