ソース:
http://www.huffingtonpost.jp/techcrunch-japan/3d_b_4711062.html 3Dプリンター製の義足で、脚を失った動物たちが生きていける
脚を失った動物が生きていくのはとても難しいことだ。しかし、カモたちは脚を失っても
生きていけるようになるかもしれない。あるいは脚だけでなく、さまざまな部分を
失うことになっても生きていけるようになるかもしれない。
3Dプリント技術を使って、カモのための義足が作れるようになっているのだ。作成したのは
ブリティッシュコロンビア州のシッカモスに住むTerence Loringというデザイナーだ。
彼はリアルな「チキンファイト」で足を失ってしまったDudleyという子ガモの義足を作った。
ちなみにLoringは現在、3Dデザインの3D Pillarという会社を経営している。
なぜカモのDudleyが鶏との喧嘩に巻き込まれてしまったのか。鶏が一方的に
喧嘩を売ってきたということなのだろうか。細かい状況はよくわからないが、
ともかくLoringは子ガモが自分の歩いたりすることができるよう、手を差し伸べたのだ。
「建築および3D印刷関連の会社の起業で忙しくなる前、ブラジリアン柔術のトレーニングをしていました」と
Loringは話す。「ブラジリアン柔術のコーチであるBrandon Schweitserの家族に、
傷ついたり、捨てられてしまった動物たちのアニマルシェルターを運営している人がいたのです」。
「その施設で、鶏たちと一緒にカモの子供を小屋に入れていたのです。ところがこの鶏が
悪いやつで、子ガモをいじめまくったのです。1匹を殺してしまい、そしてDudleyの脚も
切断を余儀なくされました。柔術のコーチは、私の会社が3Dプリントを行うものになることを
知っていたので、カモのための脚は作れないのだろうかと相談を持ちかけてきたのです」。